1947-11-13 第1回国会 衆議院 外務委員会 第17号
○和田説明員 勞働人口の現在の状態でありますが、これは戰時中からもちろん非常な祕密事項になりまして、ほとんど詳細な數字は公表されておりません。
○和田説明員 勞働人口の現在の状態でありますが、これは戰時中からもちろん非常な祕密事項になりまして、ほとんど詳細な數字は公表されておりません。
○和田委員 經濟運用の基本的な問題ですがソヴイエトに軍人や邦人などを殘しておることは、新五箇年計畫の遂行途上において、勞働人口が不足しておるから、日本人を殘しておるということを盛んにいわれます。これは今政府はそう答辯しておるわけですが、このことは私は將來の日ソ關係を規定する上において相當考えられてもいい問題だと思う。
自分だけ勤勉であり、かつ勞働能力が高くて優秀であるから、自分らだけよければよいという觀念は、決して悪いとは言わないですが、さらに一歩進めて、自分らは就職しておる、就職の機會は限らている、しかるに勞働人口は非常に多い、さいわいわれわれは就職ができておるから、われわれが就業しておる犠牲——犠牲と言うと非常に強すぎますが、その反面には、いわゆる失業者がいる、われわれは就職しておるのであるから、まずわれわれがひとつ
そこで要するに、人間が生活するために必要とするところの物資と資源、そういつたものが限られている場合において、全人口と全勞働人口との割合において、これが十分なるところの配給が受け得ない場合において當然生活難が起り、また經濟問題としては、産業がこれらの失業者を吸收し得ないような、資本主義的な缺陥において失業者が出てくる。私はそういうぐあいに考えている。
すなわちアメリカのごとく豐富の企業資源と勞働人口を所有しながら、その全的活用は從來の資本主義經濟機構のもとでは發揮することができなくて」云々ということを書いておられる。それからずつとしまいの方に「平素わが黨の主張する高度の社會主義計畫經濟を、この失業問題解決にも適用する以外に方法はないと確信する」ということであります。
内閣統計局でやつておる中から、勞働統計だけを切離して勞働省でやつていこうというので、新しい局を設けるという状態になつておるのでありまして、お尋ねの全人口に對する勞働人口がどのくらいであるか。あるいはさらにこまかく産業別の勞働人口がどうであるかということは、この席でお答えする資料をもつておりません。
この點につきまして、供出米報償用として農家に送られますところの作業に關係する物資と、生産意欲向上のために一般勞務者に配給される物資とのパーセンテージが、一體どんなふうになつておるか、勞働人口と農家人口とは、そう大して開きはないと思うのでありますが、この點につきましてもしおわかりでございましたならば、びとつ御答辯願いたいと思うものであります。
そこで勞働人口と全人口の割合、あるいは農村人口と勞働人口との割合というようなことについては、今ここではつきりとそのパーセンテージということについてお答えする資料がないのでありまして、これはごく近い他日の機會においてお答えできると考えております。